昨晩、フェアトレード・コンシェルジュ講座第3回目が開催されました。今回のゲストは、株式会社エヌ・ハーベストの代表取締役の鈴木裕さんにお越しいただきました。鈴木さんにはフェアトレード・コンシェルジュ講座がスタートした2010年からお世話になっています。エヌ・ハーベストはパキスタン、インド、スリランカで作られるオーガニックやフェアトレードのスパイスや紅茶、ドライフルーツ、木工品などを販売しています。私、末吉は鈴木さんを通じて、フェアトレードの魅力をさらに深めることができました。そのくらい、鈴木さんが現地で体験し、感じたことの話には力があり、リアリティがあり、心に響くものがあります。今日はそんな鈴木さんが講座で話してくださった言葉を綴ります。

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 <鈴木さんが思うフェアトレードとは>
貧しい人から買うことが良いことだと思う事は思い上がりでしかないと思います。
私たちが優れているわけではなく、彼らから学ぶことはたくさんあります。

学ぶことという謙虚な姿勢がフェアトレードには大切だと思っています。

私たちはテクノロジーに依存して、大切なことを忘れています。
彼らから勉強することは、私たちの糧、プラスになります。

毎年行くたびに、現地の人の美しさ、素晴らしさを感じるのですが、
それを製品を通じて感じてもらおうと思って活動しています。

彼らから学べることはものすごく貴重なことです。
そういうことにたいして、対価を払っています。

一般的なフェアトレードとはずれているかもしれないけど、
彼らの商品を紹介して彼らの良さを紹介する活動が、私なりのフェアトレードです。

フェアトレードはいろいろな考え方があります。
貧困の地域を助けるようなキリスト教的な考え方もあります。
また、中国、タイ、パキスタンなど物価の違いで、人件費が安い地域で技術を教え、製品にして輸入する。
そういったトレードもありますが、それが本当に日本の未来にとって良い結果をもたらすかどうか私には想像できません。

私のフェアトレードの考え方はもしかしたら一般のフェアトレードとは違うかもしれません。
勉強させてもらって、それを持ち帰って、日本に活かす。それがエヌハーベストのフェアトレードの活動だと思っています。

人間ってこんなことができるだって勉強する。それが幸せです。こういう仕事ができて恵まれていると思います。

本当に必要ななものはなにか。
「産地で学んだライフスタイルを製品で表現したい」
そんな思いでエヌハーベストでは商品をみなさんにとどけています。

手にしたものをみて、想像してみてください。
作り手と受け取り手がつながれば、これ以上の喜びはありません。

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 以上が鈴木さんが語ってくださった言葉です。もっともっとたくさんの話をしてくださいましたが、その一部だけでも知っていただけたら幸いです。

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 この日はエヌハーベスト特製のひよこ豆のマサラと豆乳チャイを作ってくださいました。本当に美味しかったです!!!!!

 次回の講座は、7月6日(水)anduamet代表の鮫島弘子さんにお話をうかがます。鮫島さんはほとんど日本にいらっしゃらず、エチオピアで生活されています。たまたま日本にいらっしゃる機会に来てくださることになりました。とても楽しみです!