皆さま、こんにちは。エシカル・コンシェルジュ講座のお手伝いをさせていただいている桑原です。この度、みなさまと一緒に授業の振り返りをシェアできたらと思い、このたびレポートのようなものを書かせていただくことになりました。みなさまよろしくおねがいいたします。

さて、満員となった初回講座では当講座の主催者で一般社団法人エシカル協会代表理事の末吉里花さんからお話をしていただきました。

末吉さんはTBS系「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターとして世界中を見てきた経験の持ち主で、その活動中に訪れたタンザニアで、キリマンジャロの氷河が科学者の予想を遥かに超えるスピードで溶けていたことに衝撃を受けてから、地球環境について考えるようになりました。

その後フェアトレードファッションブランド『ピープルツリー』の創設者であるイギリス人女性のサフィア・ミニーさんに出会ったことをきっかけにフェアトレードを自身のライフワークにすることにしました。

そんな末吉さんから今回の講座では【エシカル入門編】について、私たちが日常的にできるエシカルアクションの数々を紹介していただきました。

まず、エシカルは日本語で「倫理的」という意味ですが、私たちが日頃何気なく購入している製品は誰が、どこで、どうやって作られたかが不透明なことがよくあります。

例えば自分がいま着ている洋服はどこの誰が作ったのか説明できる人は少ないでしょう。

実はそうした生産の背景には人権や環境を無視した生産活動が行われていることが多く、これまでバングラデシュの縫製工場の崩壊事故やコットン農家の農薬問題などがメディアによって取り上げられてきたそうです。

僕たちは普段何気なくモノを買っていますが、そうしたモノの背景には目を覆いたくなるほど悲惨な生産環境や児童労働があることも珍しくないのだと末吉さんは語ります。

僕はそんな人や環境を傷つけてまで作られたモノなんて買いたくありません。
皆さんもそう思いませんか?

しかしお店には沢山の製品が並べられています。どうすればエシカルな製品を見分けることができるのでしょうか。

そんな時に注目して欲しいのは認証ラベルです。
これは一定の基準を満たした製品やメーカー、団体につけられるもので、その種類も様々。例えばフェアトレード製品にはフェアトレード認証ロゴがついていたり、持続可能な漁業がされた水産加工品には海のエコラベル(MSC認証ロゴ)がついていたりします。

パーム油、森林資源、水産加工品、フェアトレードなどなど様々な製品に認証ロゴがつけられるそうなので、どんな認証ロゴがあるのか探しながら買い物するのも楽しそうですね!

こうしたエシカルへの取り組みは世界的に注目されていますが、実は日本は世界と比較してまだまだ発展途上なのだそうです。

僕もこれまでアメリカ、オランダ、イギリスのスーパーマーケットを見てきましたが 、どの国でも日常的に認証ロゴを目にすることができました。それに対し日本のスーパーマーケットではまだまだ“宝探し”状態、場合によっては一つも存在しないこともあり、意識的に探さなければなりません。

それでもエシカルに取り組む企業や団体は少しずつ増加傾向にあり、日本も少しずつ確実に良い方向へとシフトしているのだそうです。

末吉さんからは他にも数多くのエシカルアクションをご紹介いただきましたが、ここでは書ききれないので今回は割愛させていただきます。末吉さんは毎講座でナビゲーターを努めているので、今回参加できなかった方や質問のある方は次回の講座で聞いてみてはいかがでしょうか!

エシカルについての最新情報も盛りだくさんで春季講座から再び参加してくれた方々からも満足のお声をいただいておりました。

今回参加できなかった方も、ぜひ次回 足を運んでみてはいかがでしょうか。

次回の講座
9月26日(火)「フェアトレードはなぜ必要?認証のしくみとは?」
中島佳織さん(NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長)

【開催場所】
オーセンティックワークス セミナールームABC
東京都新宿区四谷2-11 アシストビル5階
・東京メトロ 四谷三丁目駅より徒歩5分
・JR、東京メトロ 四谷駅より徒歩7分

詳細はこちら

それでは皆様とお会いできること楽しみにしております!

桑原