【重要なお知らせ】2018 秋エシカル・コンシェルジュ講座受講生募集中!残りわずか!

【重要なお知らせ:2018秋 エシカル・コンシェルジュ講座受講生募集中!残りわずか!】

エシカル協会主催の2018年秋エシカル・コンシェルジュ講座ですが、初回スタートが迫っています。
残りわずかな回も出て来ておりますので、ぜひお早めにお申し込みください。

今期もまた新たな講師の方々をお招きし、エシカルの学びを深めることができる内容になっております。
ぜひ奮ってご参加ください!講座でお目にかかれることを楽しみにしております。

以下の専用サイトから、講師の方々や内容の詳細をご確認の上、お申し込みください。
連続受講でも単発受講でも可能です。

講座申し込み専用サイト

【日程】
10/6, 10/13, 11/3, 11/11, 12/1, 12/15, 1/12, 1/19, 1/26
《11/11は日曜日・他は全て土曜日》

【時間】
14:30〜16:00 (受付開始14:00)11月11日以外全て
※4回目(11/11)開催時間と場所が異なりますので、ご注意ください。

【開催場所】
聖心女子大学 グローバル共生研究所
東京都渋谷区広尾4丁目2番24号聖心グローバルプラザ(4号館)
11月11日のみ別会場(都内予定)※詳細は追って連絡致します

【全9回プログラム内容】

10/6「エシカルの基礎」 一般社団法人エシカル協会 代表理事 末吉里花

10/13 「フェアトレードはなぜ必要?認証のしくみとは?」
認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン 事務局長 中島佳織さん

11/3 「そもそも‘エシカル’な‘消費’とは」
大和総研 主席研究員 河口真理子さん

11/11 エシカル協会4周年記念イベント、特別講演
(詳細は追って発表いたします)

12/1「遅刻ビジネスモデル」
CLOUDY代表/認定NPO法人Doooooooo代表理事 銅治勇人さん

12/15「エシカル消費と動物への配慮とは」
認定NPO法人アニマルライツセンター 代表理事 岡田千尋さん

1/12 「Sustainability in Reality サステナビリティを形にしよう!〜スウェーデンとザンビアでの取り組み〜」
株式会社ワンプラネット・カフェ取締役、サステナビリティ プロデューサー ペオ・エクベリさん

1/19 「エシカルなお金の流れとソーラーシェアリング〜気候変動の新たな解決にむけて〜」
国際環境NGO 350org ジャパン代表 古野真さん&市民エネルギーちば合同会社 東光弘さん

1/26 「SDGsで自分を変える、未来が変わる」
博報堂DYホールディングス グループ広報・IR室 CSRグループ推進担当部長 川廷昌弘さん


2018春 エシカル・コンシェルジュ講座第九回レポート

こんにちは、メディアコミュニケーターの桑原です。
お盆に入りましたが、まだまだ猛暑が続き、熊谷や岐阜では40度を超える気温が観測されているので、引き続き体調に気をつけて、こまめな水分補給を心がけてくださいね。

さて、本日で講座最終回となりますが、講座申し込みページで過去にエシカルコンシェルジュ講座を受講した受講生からのご意見やご感想がお読みいただけるのはご存知だったでしょうか。エシカルな生活と普及について考えられるようになったという声や、サステナブルの理念のある会社に転職したという嬉しい声が寄せられているんです。

というわけで、今回の講座では
【コンシェルジュたちの報告:多様なエシカルの実践の形】をテーマに2017年秋にエシカルコンシェルジュ講座を受講されたエシカルコンシェルジュの 皆様に活動について順番にご紹介いただきました。

今回は4人のエシカルコンシェルジュの皆様に講演していただきましたので、一人ずつ順番にご紹介してまいります。

① 三橋康司さん
一般的にオーガニック製品に興味を持ち始めるのは、環境に配慮したり、身体を気遣ったりすることから始まる人が多いですが、三橋さんとオーガニックとの出会いは麻布十番でオリーブオイルを持って飛び込み営業をしていた頃に遡ります。当時外食産業の貿易の仕事をしていた三橋さんは自分で仕入れる製品の理解を深めるためにオーガニックに関する勉強会に参加するようになりました。そこでオーガニッククルー代表取締役、およびエシカル協会の理事である森との出会いをきっかけに当時、中目黒で開催していたエシカルコンシェルジュ講座の前身であるフェアトレードコンシェルジュ講座に参加するようになりました。色々な場面でオーガニックやフェアトレードに関する意見交換をするうちに、「いいものだけど、実際にはなかなか売れない」というオーガニック製品の現実に直面し、この状況を変える必要があると思うようになりました。

これについては勤め先の営業を通じても痛感しており、次第に自分の力でなんとか「オーガニック」そのものを広げる活動をしたいと思うようになったそうです。普及には様々な方法がありますが、現在は様々な人と意見交換を行ないながらその方法を模索しているそうです。まだ具体的な手法は見つけられていませんが、1人の百歩より100人の一歩に期待を込めて、「良い」から「選ばれる」製品づくりに三原さんは挑戦しています。

② 石井樹理さん
空水土coup mead副代表
石井樹里さんが副代表を務める空水土(coup mead)は島根県益田市でみつばちと暮らしながらお米や真菰も丁寧に育てる養蜂農園です。自然の恵みそのまま凝縮した「はちみつ」をお届けしています。養蜂家は仕掛けを設置して蜂が集めてきた蜂蜜を採集するだけの単純な作業だと思われがちですが、実はこの蜂蜜を持続的に採集するために、養蜂家はもっとたくさんのことをしているのだそうです。収入源である蜂蜜を生み出す大切なパートナーの蜂が快適に山で過ごせるように環境管理を行うのだそうです。美味しい蜜が採れるように花を植え、開花を見守ります。働き者の蜂たちが美味しい水を飲めるように水質にも配慮するなど、森や山の環境にも気を配っています。なので蜂蜜を買って養蜂家をサポートすることはその地域の里山を守ることにもつながっていくのだそうです。このことから蜂蜜を買う際に原産地域にまで配慮できると、蜂蜜選びがこれまで以上に楽しく、意味のあるものになると石井さんは言います。そんなことを色々な人に伝えていくうちに、蜂蜜を守る活動が学校で使われる教材にまで発展していったそうです。小学生に授業を開催したこともあり、蜂蜜の製造工程を見学してもらえるようになりました。あるとき石井さんが講師として登壇した際に、「もしもミツバチが世界からいなくなったら、どうなるでしょうか」という質問を小学生にしたところ、低学年の男の子が2文字で「破滅」と答えたそうです。周りの大人は笑って聞き流していましたが、石井さんは本質を捉えていると感心させられたそうです。
蜂が一生のうちに集められる蜂蜜はティースプーン一杯程度のささやかなものです。私たちが購入する蜂蜜はそれらを丸ごと瓶詰めしたものだそうです。

③ 渡邉夏子さん
sonofu代表、AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
渡邉夏子さんはフェアトレードやエシカルなど地球に優しいことを広めるために、アロマテラピーをしています。これまでエシカル・アロマ教室や、星占いとアロマのイベントを開催したり、空水土とともにユニットを組み、エシカルフェスタ2018にも出展したりしてきました。アロマには様々な作用があり、ベルガモットの柑橘系の香りはリラックス作用が高く、交感神経と副交感神経のバランスを整えてくれるのだそう。精油をお風呂の中に垂らせば入浴中のリラックス効果が高まります。他にも精油は化粧品づくりなど、様々なものに応用することも可能なのだそうです。ルームスプレーを作るワークショップも行なっているそうなので、ご興味のある方は記載したホームページをご覧ください。

渡邉さんは学生時代に国際ボランティアを専攻していましたが、専門学校を卒業して社会にでてみると、これまで志していたものと次第にかけ離れていくような生活になり、自分がやってきたことに自信が持てなくなっていきました。学生時代から一緒に活動してきた友人も仕事に追われるようになり、寂しい気持ちが募っていた時に見つけたのがエシカルコンシェルジュ講座でした。コンシェルジュ講座にはエシカルに関心のある人々が集まり、議論や意見交換をすることができたので、渡邉さんも自信を持ってエシカルを広めていこうと思えるようになったのだそうです。エシカルフェスタ2018でユニットを組んだ空水土の石井さんとも講座で偶然席が近く意気投合したことが理由で一緒にやっていくことになりました。アロマは人間に本来備わっている自然治癒力を高めることができるもので、自然界と私たちを繋いでくれる存在としてこれからも多くの人に紹介していくつもりです。

④ 古橋哲朗さん
株式会社わらわら 執行役員COO
フィットネスジム、株式会社わらわらの執行役員を務める古橋哲郎さんはエシカルコンシェルジュ講座にインスピレーションを受けて会社のスタッフユニフォームをパタゴニアのものに変えたり、新たにエシカルペイフォワードトレーニングを開発したりと事業を通したエシカルの実践に意欲的に取り組んでいます。フィットネスジムとエシカルは一見何の関連性もなさそうですが、わらわらの企業ビジョンである「最高に笑えるフィットネスクラブ」を目指す上で、地域に密着して様々な価値の創出、提供ができるのではないかと考え、エシカルを事業に取り入れ始めたのだそうです。当初はエシカルに関する車内認知を広めるのに時間を要したそうですが、いざ話をしてみるとポジティブなムーブメントを否定する人は一人もおらず、価値観を共有することで、全体の意識が高まっていきました。健康の領域で人々を笑顔にすること、そしてお客様の人生を豊かにすることを目指しています。

さて、本講座を持ちまして、エシカルコンシェルジュ講座は終了となります。
晴れてエシカルコンシェルジュを修了された方、そして春から講座に参加していただいた皆様に厚く御礼申し上げます。本講座がみなさまにとって有意義なものであったら大変嬉しく思います。これからのみなさまのご発展とご活躍を心よりお祈り申し上げます。秋講座が10月からスタートする予定です。詳細はこちらの公式サイト、または協会Facebookで告知をいたしますので、ぜひチェックしてください。これからも「影響を、しっかり、考える」を合言葉に、エシカルでいきましょう。Go!エシカル!


2018春 エシカル・コンシェルジュ講座第七回レポート

みなさん、こんにちは、メディアコミュニケーターの桑原です。
「ほたるの川のまもりびと」はもうご覧になりましたでしょうか。
8月5日は入間市産業文化センターで「いるまエシカルフォーラム2018」が開催されます。みなさまお誘い合わせの上、お越し下さいませ。

さて、今回の講座では株式会社ワンプラネット・カフェ取締役、サステナビリティ プロデューサーのペオ・エクベリさんにお越し頂き、【Sustainability in Reality – サステナビリティを形にしよう!〜スウェーデンとザンビアでの取り組み〜】をテーマにお話しいただきました。

ペオさんはスウェーデン出身の環境活動家で、これまで環境NGOのリーダーやジャーナリストとして活動してきました。日本では400回以上の環境問題の解決やサステナビリティについて講演したり、NHKのキャスターとして環境番組に出演したりしたこともあり、豊富な知識と経験の持ち主です。2008年にはイギリスBBCのWebページHEROでアル・ゴア元アメリカ副大統領やアルピニスト野口健さんと並び環境リーダーの一人として紹介されました。2011年に現在の事業「ワンプラネット・カフェ」で日本初フェアトレード認証のバナナペーパー作りを始めてから、ザンビアとスウェーデンと日本にオフィスを構え、忙しい毎日を送っています。

3つのオフィスは環境に配慮されるように作られており、エネルギーは太陽光と風力を使い、環境マテリアル、バイオクライマティック技術、リユース、リサイクルされた家具、バイオガスやバイオマス作ることができるシステムや節水システムなどなど、自分自身の家をサステナブルなものにすることで、オフィスから世界に持続可能なライフスタイルを発信しています。

日本は欧米の国とは異なり、なかなかエシカルや持続可能な取り組みが普及しませんが、ペオさんは人の行動原則が変わるのは他人の成功例が大きな影響を及ぼしていると確信しています。より多くの人に持続可能なライフスタイルを普及させることができれば、オーガニックジーンズやフェアトレード製品が従来の製品と同程度の価格帯になることも可能なのだそうです。

スウェーデンはSDGに関する国際指標のランキングで1位を誇ります。スウェーデンでは教育に持続可能な生活や消費行動について学んでいるので、日本含む他の先進国よりも環境や社会に対する意識が高い人が多いのだそうです。買い物ではなるべくラベル付き製品や環境負荷の低い家電を好んで選び、普段の生活で当たり前のようにアクションを起こす人が多いそうです。日本でフェアトレードコーヒーを注文すると、ほとんどの場合取り扱いがなく、それが何か説明する必要もありますが、スウェーデンではそのようなことはありません。

これをペオさんは原理原則という言葉を用いて説明してくれました。スポーツにルールがあるように、環境活動やエシカル消費もルールを知らなければ正しいアクションが起こらないのです。

原理原則を学んでいない私たちが持続可能なライフスタイルを実現させるために国連が打ち出した「WEHAB」という合言葉を参考にすることができます。

W=water (水)、E=Energy (エネルギー)、H=Health (健康)、A=Agriculture (農業)、B=Biodiversity (生物多様性)のそれぞれの頭文字をとってWEHABと覚えます。

この5つの分野に焦点を絞ることによって、ヨハネスブルク・サミットは地球環境を保護しながらすべての人間がよりよく暮らせるようにするための現実的な手段を定める野心的な、しかしながら達成可能なプログラムを創出することができます。事務総長は、「5つの分野で前進することができれば、自分たちが生きている間だけではなく、子どもや孫たちも享受できるような繁栄を実現するチャンスが生まれるでしょう」と述べています。

この原理原則が守られるとどのような社会が築けるのでしょうか。ペオさんは生まれ故郷であるスウェーデンを例に紹介してくれました。

私たちが旅行に行く際に必ず空港を利用しますが、私たちが入国する前からエコアクションは始まります。スウェーデンに本社を構えるスカンディネヴィアン航空は空港の滑走路着陸に向け、エンジンをほぼ停止させた状態のアイドリングで高度を下げ到着する「グリーンランディング」を導入することでCo2削減に貢献します。

ストックホルム国際空港では2020年までに、CO2排出量100%削減することを目指しています。
空港で走る従業員用車両はバイオマスエネルギーで走り、ダウンタウンに向かう電車には風力エネルギーが使われています。電車はダウンタウンに向けて橋を渡りますが、この橋の一部には分別された缶をリサイクルしたものが使われています。

ダウンタウンに着くと駅からホテルまでタクシーに乗って移動しますが、このタクシーを動かすエネルギーにはコーヒーかすなどのバイオマスエネルギーが使われています。

テルの食事でオーガニック料理やフェアトレードコーヒーが用意されるのはスウェーデンでは珍しいことではありません。スウェーデン料理で有名なシーフードレストランではMSC認証が取得された魚が使われています。

スーパーマーケットに並ぶ商品の1〜2割は環境ラベルです。

マクドナルドに次いでスウェーデンで市場シェア2位を誇るファストフード店「マックス」では全てのエネルギーを風力発電で賄っており、メニューには風力バーガーまであるくらいです。

食べ終わった後は包み紙をゴミ箱に捨てますが、ここにもエコな取り組みが。
ゴミ箱にはソーラーパネルが設置されており、ゴミが溜まると自動的に圧縮して容量を増やしてくれます。これによりゴミ収集車が回収にくる頻度を減らし、CO2削減に貢献します。また、ゴミ箱にはセンサーがついており、容量がいっぱいになると収集のタイミングを教えてくれます。
さらに驚くことはゴミ収集車のエネルギーがゴミであるということです。もはやバック・トゥ・ザ・フューチャーの世界です。

ペオさんによると、1kgの生ゴミは車を2km走らせることができるだけのエネルギーを生み出すことができるそうです。化石燃料に頼らずとも、私たちは風や太陽、食料を活用することでエネルギーを生み出すことができるのです。こうしたエネルギーや資源を有効活用するためにスウェーデンの人々は毎日100種類以上のゴミを分別します。

スウェーデンにはまだまだ魅力的なエコアクションが多く、疑うことなくエコフレンドリー先進国といえます。日本が見習う点は多いでしょう。ワンプラネット・カフェではエコアクション先進国スウェーデンやバナナペーパー生産国であるザンビアの視察ツアーを企画しているので、もっと知りたい方は、このツアーに参加してみてはいかがでしょうか。

さて、それではスウェーデンはどのようにして、ここまで人々の意識が高まっていったのでしょうか。ペオさんは現行の政治体制に疑念を抱いた若者が環境党を立ち上げたことが転換点になり社会のあり方が変容していったと言います。
若者が声をあげたことで、与野党にプレッシャーがかかり、社会が少しずつ環境を配慮したものへと変容していきました。ビジネスセクターでも環境活動がお金になることに気づき、こうした需要を満たす事業が徐々に増えていったのだそうです。

現在、私たちが暮らす地球には人口76億人が存在し、一年で地球が生み出すことができるエネルギーの1.7個分のエネルギーを消費していることが研究で明らかになっています。地球の資源は有限で、私たちの銀行に入っている残高のように、使えばそれだけ減っていきます。1.7個分ということは、私たちの生活は地球に借金をしながら成り立たせているということです。資源を使い続けて返済することを怠れば、資源やエネルギーは減っていく一方です。スウェーデンでは使った地球資源の埋め合わせをしなければ環境泥棒という不名誉なレッテルを貼られてしまうのだそうです。

これまで私たちが地球資源の返済を怠ってきたことは言うまでもありません。
1952年から世界の人口が95%増加し、世界の動物の種が52%も減りました。
1年間で日本の三分の一相当の森林が地球から消失しています。
日本人は1日に平均約300kgのゴミを排出しています。
地球上の動物は日毎に50種類が絶滅しています。
最貧困にあえぐ人々は10億人いると言われています。

このように地球には問題が山積みです。
こうした問題を共有するために、1972年に環境問題についての大規模な政府間会合(国際連合人間環境会議)が開催されました。これまでリオデジャネイロやヨハネスブルグで開催されてきましたが、第一回目の開催国はスウェーデンでした。

サステナビリティに関する国連の定義では自然、人間、経済の三つの柱が大切だと言われていますが、これらを多くの人々がアクションしやすいようにまとめたものがSDGsです。2030年までに世界を変えるための約束で、このデザインはスウェーデン人によるものだそうです。

SDG INDEX & DASHBOARDSが発表したSDGs Index2018によるとSDGsへの取り組みは156カ国中、スウェーデンが1位で、日本はイギリスに次いで15位でした。実は日本も比較的上位におり、SDGsに積極的に取り組んでいるのですね。

さて、この地球上で、地下深くから化石燃料を掘り出し、ゴミを捨てるのは人類のみです。動物が出す全ての排泄物はなんらかの形で地球に回収され、巡り巡って資源となりますが、人間は地下深くから化石燃料を掘り出し、地上に温室効果ガスを撒き散らします。唯一人間だけが地球が回復できる以上に資源をとります。
スウェーデンの科学者が持続可能な循環型社会を目指して、動物を参考に、自然のルールを発見しました。
① 自然に返すことができる以上に取らない
② 地下・地上の資源は異なる
③ 生物多様性をまもる
以上の3つを守ることで、環境に優しい生活ができるとペオさんは言います。中でも特に印象に残ったのが、②地下と地上の資源は異なるという、いわゆる「地下・地上ルールでした。」地上で生み出される資源はどこかで回収されプラマイゼロになるという考えから使用しても問題がないが、地下に眠る化石燃料(温暖化の原因)を使用することは地上に存在していなかったCO2を排出することになるので、地球環境に悪影響であるというものです。地下から吸い出せば吸い出すほど、環境にどんどん負担をかけてしまうのです。私たちが普段使っているボールペンは地下から吸い出した化石燃料で作られていることがほとんどです。そのほか多くの製品が化石を原料に作られているので、私たちは生活を考え直す必要がありそうです。

スウェーデンや多くのヨーロッパの国々ではバイオ製品と呼ばれるものが普及しています。これは地上の資源を利用したということを意味しており、地下地上ルールに従えば地球環境に影響がないと言えます。(バイオ(bio)はラテン語で「命」という意味)

他にも環境や社会に優しい買い物をするために便利なのが、環境ラベルです。これについては、これまでの講座でも学んできましたね。消費者は商品を選ぶのにわずか2〜3秒で判断するそうなので、環境ラベルを探す手間と時間をかけさせないことや選びやすいことが大事なのだそうです。

スウェーデンでは学校教育で環境ラベルについて勉強するようで、認知度や信頼度はかなり高いそうです。第三者機関による認証なので消費者も安心して選ぶことができ、積極的に購入に結びつくのだそうです。

今回の講座から私たちの消費スタイルはもちろんのこと、持続可能な社会や環境への理解を深めることができました。

次回の講座は8/4 (土曜)
エシカル講座2017年秋の受講生の皆様にお越しいただき、【コンシェルジュたちの報告:多様なエシカルの実践の形】をテーマにお話ししていただきます。本当にエネルギッシュな方が多く、積極的にエシカルを実践しています。私個人的に尊敬する方々ばかりなので、皆様とまたお会いできることを楽しみしています。今後エシカルコンシェルジュとして御活躍なさる今季受講生の皆様にとっても、アクションを起こした身近な存在として意見交換をしていただきたいと思っております。

次回の講座(第9回)
8/4 (土曜)【コンシェルジュたちの報告:多様なエシカルの実践の形】
●三橋康司さん (日本ロレアル株式会社 カスタマーサプライチェーン本部デマンドプランナー)
●古橋哲朗さん (株式会社わらわら 執行役員COO)
●ユニット“melissa” 石井樹理さん(空水土coup mead 副代表)&渡邉夏子さん(sonofu代表、AEAJ認定アロマテラピーインストラクター)
(第8回については、台風の影響で年内に延期させていただきました。)

次回の講座でみなさまにお会いできることを楽しみにしています。