コロナ感染が広がる中、いち早く自社製品のプラスチックのファイルやフォルダーを使った医療従事者向けフェイスシールドの製品化を進めている株式会社新英さん。環境に負荷がかかるプラスチック製品をいかに社会に役立てることができるかを問い続けている新英さんをご紹介します。

株式会社新英は、1967年の創業以来、52年間の歴史を経て培った技術を持ち、自社工場にてオリジナル商品開発から生産まで一貫したサービスを提供できること、短時間でのファイルサンプルの制作ができること、そして自社での配送ができることを強みとし、
ただただひたすらオーダーメイドのファイル・バインダーを制作し続けています。

これまで、当社で製作しているファイル・バインダーは書類を綴じたり纏めたりするためのものだけではなく、販促物として企業様の名入れをするなど「大量生産、大量販売、大量廃棄」という消費やごみを増やしてしまう流れに与しておりました。

 

近年、海洋でのプラスティックごみ問題が取りざたされ、それを皮切りに社会全体で環境対策や脱プラのニーズが高まっております。当社は取り扱う製品の半数以上はプラスティック素材を使用している為、長く目を逸らしてきた問題でもありました。
「使用したプラスティックをリサイクルやアップサイクルをするためにどうしたらいいか?」この問題を解決するために当社では「エシカル」を取り入れることとし、様々な取り組みを進めていくことを決めました。

 

まず、従来のプラスティック素材を、より環境負担が少ない素材へ代替できるよう商品開発を継続しております。ファイル・バインダーを使ってもらえる企業様、個人様が環境への影響をできるだけ減らせるようにしたいと思っています。

 

また、アップサイクルを実現させるために、「ゴミゼロ」宣言をいち早く導入しごみの分別を徹底している建築業界に対して上記プラスティック商品を製品化させ、提案しています。アップサイクルは、サステナブル(持続可能)なものづくりを実現し、元の製品よりも価値の高いものを生み出し、ゴミを「捨てるもの」ではなく、価値の高いものに生まれ変わらせ、提供したいと思っています。

 

最近ではシール貼りや、OPP袋入れ等の細かい内職作業も多く扱っており、近隣の福祉作業施設に作業協力をして頂いております。今後はさらにネットワークを広げ、一都三県の施設で協力体制を取れればと考えております。

 

さらに、エシカルを社内に浸透させるために「初めてのエシカル」「じゅんびはいいかい?」を社員全員で輪読しています。(どうなんだろ~社員が理解しているのか疑問ですが。。。)

 

新型コロナウイルス感染の広がりがとまりませんが、企業として何か貢献できることは無いかと考える毎日です。マスクが足りない!アルコールが足りない!防護服が足りない!フェイスシールドが足りない!など、同じものを何回も使いまわしている、代用して手作りして使用しているなど、ニュースでよく聞きます。新型コロナウイルス感染に打ち勝つため医療従事者に何か協力できないかと考えている中で、プラスチックの素材を弊社で取り扱っているとに気づいて、フェイスシールドであれば自分たちで作れるのでは、と思い今現在試作品を作って製品化を目指しています。

 

今回の新型コロナウイルス感染の広がりは、こんな零細企業でも躊躇せずに新しいことにトライできる勇気を与えてもらってます。

 

これぞ、エシカルです!

会社名:株式会社新英 様
会社HP: http://www.bungu-shinei.co.jp/

INTERVIEW

株式会社新英