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≫≫株式会社KAWAGUCHI

エシカル協会法人会員様の企業紹介やエシカルなお取り組みをご紹介していきます!
記念すべき第一回目は株式会社KAWAGUCHIの「みつろうラップ」についてセールス課の河口万里さんにお話を伺いました。


-株式会社KAWAGUCHIについて。

洋裁用具の開発メーカーとして1953年に創業しました。
その後の経済成長によって、人々の生活が豊かになり、欲しいものは何でも手に入れられる時代となりました。今では、低コスト・大量生産の影響で、同一のデザイン、カラー、サイズの製品が世の中に溢れています。自分の個性を出したくても、なかなか難しいというのが現状です。

このような環境の中、世の中に一つしかないものを求めて、日々手作り活動に励む手作りファンが数多く存在します。当社では、このような手作りファンに向けて、ソーイングやパッチワークの道具・材料の他、衣類の補修用品や快適生活用品など、手作りライフを簡単、快適にするグッズの企画開発を手掛けています。

-みつろうラップが開発されるまでの経緯を教えてください

エシカルやエコに対しての感度の高い方の間で、海外製の製品が話題になりつつあり、SNSやエコのイベントなどで知ることにより、是非弊社でも作って広めていきたいと思ったことがきっかけです。2018年秋頃からマーケティング調査を始めて、社会情勢(ストローなど脱ブラスチックの動きや、レジ袋廃止等)の動きの把握、想定されるターゲット層の求めているもの、好みのカラーリングや、普段家事等でのお困りごとやニーズやウォンツ等々を社内、社外の該当する層にヒアリングしたり、サンプルを実際に使ってもらって情報収集、エシカルに意識の高い人が集まるイベント等に足を運びリサーチしながら、企画を進めました。現在は、全国の雑貨店や手芸店でお取り扱いがあります。

-販売後の反響は?

様々な媒体からの取材依頼や、異なった業種の小売店様からお声がけいただき、反響の大きさを実感しております。各地のてづくりイベント等でも準備していたものが完売した、というお話を伺ったり、小売店様でも売れ行きが好調なので、店内に何か所もコーナーを作っていただいたり、30〜50代女性のターゲット層のニーズにぴったりフィットしたのだと思われます。

- 販売後の社員の変化はありましたか?

当社は手芸品や道具の開発メーカーであり、「てづくり」=「エシカル」という想いがあります。みつろうラップは今までの手芸道具や商品とは異なる商品です。ある意味チャレンジングな商品でもありましたので、どう今までの顧客に販売していくのか、まずは自分たちがどうこのラップを使用するのかを考えることでした。コースターの代わりに使用したり、はさみの刃の部分をカバーの代わりに使用したり、使用方法を考えたり、捨てる布を再利用してラップにしたりしているうちに「これってエコじゃない?」「エシカルだね!」という声が自然と出ていた様に感じます。

- 今後の新製品の開発予定 はありますか?

我々は元々、手芸用品のメーカーであり「てづくり」というもの自体が、とても「エシカル」なものであるという想いがあります。今までもエコイベント等で、
アップサイクルなワークショップ(はぎれで作るタッセルのストラップ、フォトフレーム等)を開催したり、商品に限らず「モノ・コト・バ」の提供に取り組んでいます。この「みつろうラップ」のような、さらに展開が広がる企画を常に意識しつつ、様々な視点から新商品開発を進めているところです。また、日本各地の地場産業や工芸の技術とコラボした「Cohana」も新商品の企画、開発は継続的に進めています。

最近のハンドメイド市場の特徴は、ハンドメイドの作品や雑貨をインターネット上で売買できるサービスが急成長していることです。最大手のminne(ミンネ)は、流通総額100億円、販売点数1,000万点を超えて注目されています。これまで趣味で作った作品は、自分で使用するか友人家族にプレゼントするなどするしかありませんでしたが、インターネット上で販売ができるようになったことで、新たな市場が生まれました。この市場が成長することで作品を作るための道具や材料の需要が増えることをメーカーは期待しています。

また、近年、ファストファッションの生産時に余った生地を加工して、太い編み糸したズパゲッティを使った手芸が流行しました。本来なら廃棄されるはずの生地を編み糸にして、その糸からバッグやポーチを作る人たちが現れることでアップサイクルの循環が生まれています。その作品をminneなどで購入し自らのファッションとして使用されることは、まさしくサスティナブルなものづくりといえるのではないでしょうか。



「てづくり」は「エシカル」とお考えの株式会社KAWAGUCHI様ならではのエシカルな製品「みつろうラップ」。ハンドメイド市場の成長とエシカル消費の普及が広がる中で、エシカル手芸品のニーズも高まりそうですね。今後の新製品の開発にも目が離せません!


会社名:株式会社KAWAGUCHI
会社HP:https://www.kwgc.co.jp/