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エシカル協会法人会員様の企業紹介やエシカルなお取り組みをご紹介していきます!
第二回目は豊島株式会社 営業企画室の溝口さまより、
オーガニックコットンを広げるお取り組み「オーガビッツ」のお話を伺いました。


エシカル協会の末吉里花さんの著書「じゅんびはいいかい?」が手元に届きました。服やコットンのお話もしっかりと載っていますね。(末吉さん、ありがとうございます!)


コットンのタネは服のタネでもあるのですね。そんな、よく考えれば当たり前なことに僕(豊島(株)の溝口です。)が最初にハッとさせられたのはもう20年近くも前のことでした。


今では「オーガビッツ」は日本で最も多くのファッションブランドの皆様に参加して頂けるオーガニックコットン普及プロジェクトになり、年間100万着に近い製品を作っています。(皆様ありがとうございます、信じられません!) 


でも最初にインドの実情を知るまでは僕も服が農作物から出来ていると意識すること無く繊維商社の一社員として普通に働いていました。その後インドで初めて村民集会に参加した時は支援をしようとしている当の農家さん達から反対の声を上げられることもありました。オーガニック栽培は手がかかるし面倒くさいし、僕らの存在がまた新たな差別を産むと言われたり。。。僕らが日本で考える「良いこと」の基準の勝手さに気づき、本気さを試される経験をしました。でもその本気さに共感していただけるファッショブランド様、生地商様、紡績工場様などが本当に糸を紡ぐように人脈としてつながって今に至っています。

~インドの収穫の様子(オリッサ州)服は最高のコミュニケーション手段です!


そしてファッション業界の良いところは、1枚の服が店頭に届く迄に多くの方々が関わることです。もしこれからファッショ業界に関わりを持とうとされている方がいらっしゃったら是非、楽しんでエシカルに取り組んでいただきたいと思います。1枚の服に少しでもオーガニックコットンを使うこと、そしてその意義を生産工程に携わるすべての人々が証明書を通して伝えていくこと。そして店頭では店長の皆様が販売員の皆様につたえ、消費者の皆様に伝えていくこと。人のかかわりが多いファッション業界は、エシカルに関わるチャンスの多い業界なのです。


オーガビッツの活動はファッションに関わる方々がエシカルに参加する手段の一つだと考えています。業界で最もハードルの低い手段であり続けていたいと考えていますから常に新しいプロジェクトを産み出しています。


大きな転換点になったのは2010年に立ち上げたオーガビッツファンドです。雑誌ソトコトに掲載されたダウン症の方が描いたパッションあふれる自由な画風に惹かれ、そのアトリエを訪問した事がきっかけでした。何度か打ち合わせをさせて頂いた後で、下げ札に10円の寄付金をつけること、服のデザインにアトリエの画を取り入れることをルールとしたプロジェクトを立ち上げることになりました。社内にファンド口座を作り、寄付金を積み立てて一年に一度まとめてアトリエに寄付をさせて頂く仕組みを作りました。その後クリニクラウンさんを支援するためのプロジェクトでは世界で唯一、赤い鼻のスヌーピーを実現したり、震災後の東北に桜並木を作るプロジェクトでは15ブランドがデザインのどこかに桜の花びらを取り入れて春に一斉にファッションアイテムを発売したりと、当初は予想もできなかったような素敵で楽しいプロジェクトが次々と生まれました。今では支援させて頂いている団体は10団体になっています。

~クリニクラウンプロジェクトの赤い鼻のスヌーピーイベントの時の様子~

~ さくら並木プロジェクトでのベガルタ仙台マッチデーの時の集合写真 ~



オーガビッツの役割はファッションブランドの皆様に自由な発想でポジティブにエシカルに取り組んで頂き、店頭の商品を通して消費者の皆様と同じ目標を共有して頂く事です。そしてしっかりと利益を残して頂く事をとても大切に考えています。オーガビッツはエシカルに参加する手段でもあり、ビジネスとして成功して頂くための手段でもあるのです。


オーガビッツは今後、もっと生産者との繋がりを深めていこうと考えています。あなたの服に使われているコットンは誰が作ったものなのか?そんな質問に答えられるように。


会社名:豊島株式会社
会社HP:https://www.toyoshima.co.jp/