沖縄県石垣島のサンゴを守る取り組みをご紹介いたします。私たち一人ひとりができるローカルな活動について考えてみませんか。

石垣島のローカル認証「コラコラ」サンゴを守る取組み

皆さん、こんにちは。エシカル・コンシェルジュ2019年春&第9期生の大信田千尋です。
今回は私が住む沖縄県石垣島のローカル認証「コラコラ」についてご紹介します。

石垣島は八重山列島の一つで、透明度の高い海と世界有数のサンゴ礁が有名です。海洋生物の約4分の1はサンゴ礁の生態系によって生み出されると言われていて、サンゴ礁は海洋生態系の中で重要な役割を担っています。また、サンゴは水がきれいな海でしか生息できないため自然環境が正常か判断する指標にもなります。

しかし近年の海水温の上昇により八重山海域ではサンゴが急激に死滅しています。最近の海水は温泉のように温かく感じられ、海水温の上昇は専門家でなくても明らかに感じる程です。漁師やダイバーなど多くの人がサンゴがどんどん白化していく様子を心配しています。

撮影:ユニスク▶Instagram

また、サンゴの死滅は陸からの影響(赤土汚染、生活排水流入など)も大きいと言われています。そこでサンゴに優しい事業を増やしたいという思いで作られたのが八重山地域のローカル認証「コラコラ」です。

サンゴ礁を通して自然環境全般に意識を向け、他業種の人達が協働してアイデアを生み出し問題に取り組んでいくという意味を込めて、サンゴ礁(coral)と協働(collabolation)の頭文字を取り、名付けられました。

現在、農業と飲食の2つのガイドラインがあり、それぞれ3分野9項目で構成されています。1分野ごとに3項目あり、1分野につき1項目達成できている事業者には事務局から認証書が授与されます。私が働くNon Veganの為のVegan Cafe「Baraque」は飲食ガイドラインを全て達成している事業者の一つです。

現在コラコラ認証は、農業7事業者、飲食4事業者が認定されています。宿のガイドラインの準備も進行中で、早ければ今年中には認証事業者第一号が誕生予定です。今後たくさんの認定事業者が増えることで、八重山のサンゴや自然を守ることにつながっていくと願っています。

【プロフィール】
大信田千尋/Oshida Chihiro
文化服装学院卒業後、出版社やPR会社勤務を経て、オーストラリアへ留学。帰国後、エシカル・コンシェルジュとして、イベント企画やエシカル初心者向けのお話会を開催する。2020年ELEMINISTの編集ディレクターを経て石垣島へ移住。現在はヴィーガンカフェBaraqueでエシカルコンサルタントとして働きながら、エシカル協会の事務局アシスタントやライターとして活動中。
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