
【第3回目】
地球を分け合う動物たちに配慮する2つの方法

【第3回目】
地球を分け合う動物たちに配慮する2つの方法
畜産動物は地球上に800億頭います。この数を実現しているのが、”工場畜産”とも言われる集約的畜産。集約的畜産は動物を苦しめ、持続可能性を脅かしています。地球上の哺乳類の60%、鳥類の70%を占める畜産動物たちがどのように扱われ、どのように私達の未来に影響を及ぼしているのかを知り、またこの課題の解決方法も知ってください。
岡田千尋
NPO法人アニマルライツセンター代表理事
アメリカの環境団体の経験を経て、1998年から2021年までNPO法人気候ネットワークで国際交渉や国内外の気候変動・エネルギー政策に関する研究・分析・提言及び情報発信などを行う。
気候変動枠組条約締約国会議(COP)には、1997年のCOP3から参加。2011年の福島第一原子力発電所事故の後には石炭火力発電所の建設計画に対して取り組み、多くの計画を中止に導いたことや、金融機関に対する株主提案などが評価され、2021年ゴールドマン環境賞を受賞(日本人3人目、女性初)。2022年にClimate Integrateを設立。国内外のパートナーと連携し、各ステークホルダーの脱炭素への動きを支援する。
講演や執筆活動も行う。主な著書『気候変動と政治 -気候政策統合の到達点と課題』成文堂(2021)。『原発も温暖化もない未来を創る』編著、コモンズ(2012)。千葉商科大学大学院客員准教授。聖心女子大学卒業、早稲田大学社会科学研究科博士課程修了(社会科学博士)