【第6回目】
スポーツが動かすサステナブルな未来
【第5回目】
スポーツが動かす
サステナブルな未来
猛暑、雪の減少、洪水、山火事などの気候変動により、真っ先に影響を受けるのはスポーツ。
少子化によるスポーツへのアクセスの減少、絶えない暴力・ハラスメント、ジェンダー規範の押しつけ、エネルギー価格高騰によるスポーツ教室の会費値上げ、教員の働き方改革のための部活動の地域移行など、スポーツは誰もが楽しめるものではなくなってきています。
でも社会変革への大きな可能性を秘めているのも、スポーツ。
持続可能な未来のためにスポーツを通してできることを、皆さんと一緒に考えます。
井本 直歩子
途上国教育専門家 / 一般社団法人SDGs in Sports代表
一般社団法人SDGs in SPORTS 代表。元国連(ユニセフ)職員。
3歳から水泳を始め、1994年広島アジア大会に選手団最年少の14歳で出場し、50m自由形銅メダル。1996年アトランタ五輪に出場し、4×200mリレーで4位入賞。米サザンメソジスト大、慶応義塾大を卒業。英マンチェスター大大学院紛争・復興支援コース修了。
2003年より国際協力機構(JICA)、ユニセフのスタッフとしてシエラレオネ、ルワンダ、ハイチ、マリなど紛争・災害下の国々で平和構築及び教育支援に従事。2021年3月、東京2020組織委員会ジェンダー平等推進チームアドバイザーに就任。同年、一般社団法人「SDGs in Sports」を立ち上げ、主にスポーツ界のガバナンスのジェンダー平等と気候変動対策を軸として、アスリートやスポーツ関係者の研修や勉強会や、政策提言を実施している。