エシカルとは

「エシカル」とは英語で「倫理的な」という意味で、法律の縛りはないけれども多くの人が正しいと思うこと。
または本来人間が持つ良心から発生した社会的規範を意味します。
そこから派生して、今では、人や社会、地球環境、地域に配慮した考え方や行動のことをさすようになりました。

「エシカル」が目指すもの

エシカルという考え方は、自然と人と動物たちが、ちょうど良いあんばいで共存できる世界を目指しています。
昔から日本人が大切にしてきた「おもいやり」や「おたがいさま」といった精神にはエシカルの理念と通底する高い親和性があります。
自然に神が宿っていると信じて敬ってきた日本人は、古くからエシカルな暮らし方を教わってきたのです。
しかし、資本主義社会が発展するにつれて、私たちはいつしかその精神を忘れてしまい、利他ではなく、利己的な考え方に染まってしまいました。
自分たちさえ良ければよい、という考え方が急速に世界に広まり、社会情勢が混沌としてきた今、人が人らしく平穏に生きていくための道しるべとなるのが
エシカルの考え方なのです。
忙し過ぎたり、お金や物を追いかけたりしていると、見失ってしまうのがあります。それは、他者を思いやる心です。

ネイティブ・アメリカンの言葉があります。
「この地球は、先祖から受け継いだわけではない。未来の子どもたちからの借り物だ。」

借りたものはきれいにして返す。
私たちは子どもの頃に親からそう教えられなかったでしょうか。ひとつしかない地球を美しいまま未来に残すためにも、見えないモノや他者へ思いを馳せ、
一人ひとりが自らの影響を考えながら分かち合う心を持つこと。日本人が古くから持ってきた「おかげさま」「足るを知る」といった考え方を実践し、“ちょ
うど良いあんばい”の生活を実践していくことがエシカルであり、人としてあるべき生き方なのではないでしょうか。